排水のパイプに関する例です。

排水には給水と違い水圧がない為、排水パイプは勾配(こうばい)をつけて設置する必要があります。

勾配が逆のパイプ

[勾配が逆のパイプ]

しかし、上の写真左の写真のように、排水パイプに勾配がない・勾配が逆になっている家が少なくありません。

上の写真左の写真では写真左方向に水が流れなければいけないのに、パイプの右側が下がっているため建物側に水が流れてしまいます。

勾配が逆になっていると、排水が詰まる可能性が非常に高くなります。

2枚目の写真は下水工事の際に古い排水パイプを切断した写真ですが、パイプの上半分に白い塊が付着しています。

このパイプは台所に繋がる排水パイプですが、通常このようにパイプの上半分が埋まるほどの詰まり方はしません。

このパイプは勾配が逆であったため、常にパイプの中に水が溜まっている状態でした。

パイプ内が詰まった様子

[パイプ内が詰まった様子]

そのため油と洗剤が混ざった時に発生する塊が、パイプの中で少しずつ出来てしまったのです。

このような状態になった場合、排水パイプの中を洗浄する必要があるので、数万円の費用が発生します。

パイプの勾配さえしっかりと取れていれば、写真のように詰まることはありません。

排水パイプは見えない部分ではありますが、非常に重要な部分です。

水の流れが悪い状態が続くようであれば、排水パイプが原因の可能性もあるので注意が必要です。